UEFA(欧州サッカー連盟)は現地時間7月16日、ドイツで開催されたUEFA EURO 2024の大会ベストゴールTOP10を発表した。
全51試合に分散派遣されたUEFA技術委員が選定したTOP10で、栄えある1位に輝いたのが、優勝したスペイン代表のFWラミン・ヤマルが叩き込んだ超絶ミドルシュートだ。
フランス代表と対戦した準決勝、21分だった。敵陣でこぼれ球を拾ったヤマルは、巧みなフェイクで対面のMFアドリアン・ラビオを翻弄すると、ゴールまで約25メートルの位置から左足を一閃。美しい放物線を描いたシュートは、左ポストに直撃してゴールネットを揺らした。
16歳362日というUEFA EURO史上最年少ゴールは、難易度の高さも含めてインパクトが絶大。世界中のメディアやファンの間で話題沸騰となり、「スーパースターの誕生」「芸術作品」「あのコースやばい」「16歳とか嘘だろ」「メッシ超えあるかもしれんマジで」「化け物すぎる」「歴史に残る一撃」などの声が出ていた。実際、ラウンド16にイングランド代表のMFジュード・ベリンガムが決めたオーバーヘッド弾などを抑えて、大会公式ベストゴールに選出された。
【UEFA EURO 2024の大会公式ベストゴールTOP10】
1位:ラミン・ヤマル(準決勝フランス戦)
2位:ジュード・ベリンガム(ラウンド16スロバキア戦)
3位:ジェルダン・シャキリ(GS2節スコットランド戦)
4位:ニコラエ・スタンチュ(GS1節ウクライナ戦)
5位:アルダ・ギュレル(GS1節ジョージア戦)
6位:メルト・ミュルドュル(GS1節ジョージア戦)
7位:ファビアン・ルイス(GS1節クロアチア戦)
8位:オリー・ワトキンス(準決勝オランダ戦)
9位:マッティア・ザッカーニ(GS3節クロアチア戦)
10位:チャビ・シモンズ(準決勝イングランド戦)
1ゴールに大会最多の4アシストを記録してスペイン優勝の原動力となり、UEFA EUROの出場、アシスト、得点の最年少記録を全て更新し、大会ベストゴールまで手に入れたヤマル。まさにUEFA EURO 2024の主役だった。
(ABEMA/UEFA EURO 2024)