【写真・画像】「東北地方の24時間雨量はあす正午までに200ミリ予想」「30日にかけて警報級の大雨に注意が必要」山形の大雨特別警報を受け気象庁会見 1枚目
【映像】東北で200ミリも…25〜30日の各地における予想雨量

 25日13時5分、山形県に「大雨特別警報」が発表されたことを受け、気象庁は会見を開いて状況を説明し、注意喚起した。

【映像】東北で200ミリも…25〜30日の各地における予想雨量

 会見冒頭、気象庁は「これまでに経験したことのないような大雨であり、特に土砂災害警戒区域や浸水想定区域などでは、何らかの災害がすでに発生している可能性が極めて高く、警戒レベル5に相当する。命の危険が迫っているため、直ちに身の安全を確保しなければならない状況だ」と警鐘を鳴らした。 

 さらに、「普段、災害が起きないと思われているような場所でも、最大級の警戒が必要」と強調した。

 「今後、他の市町村にも大雨特別警報を発表する可能性がある。特別警報が発表されてから避難するのでは手遅れだ。自分の命、大切な人の命を守るため、 特別警報の発表を待つことなく、地元の市町村からすでに発令されている避難情報に直ちに従い、身の安全を確保してほしい。地元の気象台等が発表する地域に応じた詳細な情報を確認するとともに、今いる場所の危険度をキキクル(危険度分布)で確認してほしい」

 また今後の大雨については、広い範囲で大気の状態が不安定になり、東北地方は26日朝にかけて、北陸地方は25日夕方にかけて、警報級の大雨となる可能性が高い状態にあると訴えた。

 東北地方の今後の24時間雨量については、26日正午までに200ミリとなっていて、27日以降も100ミリ以上の降水が予想されている。東北地方としてはかなり多い雨量で警報が発表されてもおかしくないと、警戒の必要性を呼び掛けた。
ABEMA NEWS)

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