スタッド・ランスに所属する日本代表の中村敬斗が、2023年9月に行われたキリンチャレンジカップ・トルコ戦でのゴールシーンで久保建英と交わした会話の内容を激白した。
7月28日に放送された『ABEMAスポーツタイム』では、西澤由夏アナがフランスのスタッド・ランスに所属する日本代表MF中村敬斗を取材。フランスでの生活についてや、自身のプレー解説などを展開した。
番組では、2023年9月に行われたキリンチャレンジカップ・トルコ戦に注目。その試合で中村は、久保がボックス手前から放った強烈なミドルシュートに反応すると、GKが弾いたこぼれ球を詰めてゴールを記録した。
日本代表の中心選手であり同世代の久保建英とのコンビネーションで生まれたゴールシーンだったが、直前に中村が久保にボールを譲ったシーンについて、久保とどのようなやりとりがあったのか問われると、「本当は最初、自分でボールを持って右足を振り抜こうと思ったんですけど。久保選手と重なる時に『大丈夫!OKOK!』と小さい声で言ってきたので譲りました」と、プレー中の久保との咄嗟のコミュニケーションを語った。
さらに試合後には、久保から中村へ「ボール奪ってごめんな」「よく詰めていたな」と声をかけていたという秘話を激白した。
2000年生まれの中村と2001年生まれの久保はアンダー世代からの仲だという。2023年6月に行われたエルサルバドル戦で記録した中村の日本代表での初ゴールは、久保のドリブルから相手の意表をつく股抜きパスからだった。
「久保選手とはアンダー世代からずっとやってきました。あそこで股抜きパスが来るとは思いませんでしたが、ボールを持った時に絶対にいいパスが来るのはわかっている」と、中村は久保へ絶大なる信頼を寄せている。
「スペインリーグのラ・リーガであれだけ活躍できるのは本当にすごいですよね。毎回刺激をもらっています」とお互いに切磋琢磨する関係であるとカメラの前で語った。
(ABEMAスポーツタイム)