【クラブ親善試合】ウェストハム １－３ クリスタル・パレス（日本時間８月４日／レイモンド・ジェームス・スタジアム）
鎌田大地が新天地で上々の滑り出しを見せている。プレシーズンマッチのウェストハム戦でボランチとして先発出場した日本代表MFは、後半にボール奪取から攻撃を展開して決勝点を演出。クリスタル・パレスでの活躍を期待させた。
１－１で迎えた66分だった。敵陣でクロスボールのこぼれ球をウェストハムに拾われるが、鎌田が素早い切り替えでいち早く反応する。出足の鋭いプレスで即座にボールを奪って味方に預けると、そこから再び攻撃を展開。鎌田もすぐに立ち上がってパス交換に参加した。
そして、ボールは右サイドへ。最後はFWジョーダン・アイェウのクロスをMFジェフェリー・シュラップがバックヘッドで合わせた。ループ気味のシュートは放物線を描いてゴールへ吸い込まれ、このゴールが決勝点となった。
今夏にラツィオを退団し、フランクフルト時代の恩師オリヴァー・グラスナー監督が率いるクリスタル・パレスに新天地を求めた鎌田。この得点シーンは、強度の高い守備と柔軟な攻撃という日本代表MFの持ち味が凝縮された場面だっただけに、SNSでは「グラスナーの戦術がやっぱり合うんだろうな」「開幕からバッチリ活躍してくれそう」「良いチームに巡り会えてよかった」「パレスでフィットしそうよな」などの声が出ている。
69分にも加点したクリスタル・パレスは３－１でウェストハムに勝利。鎌田はこれでプレシーズンマッチ４試合連続で先発しており、プレミアリーグ開幕に向けて順調な仕上がりを見せている。
（ABEMA de DAZN／クラブ親善試合）
