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【映像】論外の「激弱パス」で失点の瞬間

【クラブ親善試合】チェルシー 2-4 マンチェスター・シティ(日本時間8月4日/オハイオ・スタジアム)

 プレシーズンマッチとはいえ、とても許されるようなミスではなかった。チェルシーのMFモイセス・カイセドが犯したありえないミスに、「もうベンチに下がったほうがいい」などファンやメディアから辛辣なコメントが集まっている。

【映像】論外の「激弱パス」で失点の瞬間

 アメリカツアー中のチェルシーは、マンチェスター・シティとオハイオ州コロンバスにあるオハイオ・スタジアムで対戦。開始早々にビルドアップのミスを突かれてアーリング・ハーランドにPKを決められたチェルシーは直後の5分、中盤の一角で先発していたカイセドがありえないミスを犯してしまう。

 失点直後のリスタートでボールを保持したチェルシーは、バックラインを使いながらシティのプレスをいなしていく。しかし、右SBのリース・ジェームズからのパスを受けたカイセドが、ダイレクトで返そうとしたバックパスが完全に当たりそこねて激弱。これがハーランドに対する絶妙なプレゼント・パスとなってしまい、易々と追加点を奪われてしまった。

 ゴールネットが揺れた瞬間、天を仰ぐカイセド。このお粗末なプレーに海外のファンたちは反応し、SNS上では「もうベンチに下がったほうがいい」「酷いミス」「今季は手番がないかもな」「流石にこれは見ていられない」「プレシーズンとはいえ、このミスはダメだ」など辛辣な言葉が並んだ。

 また地元メディア『Football London』は、カイセドの前半におけるプレーを及第点以下の5.5点と採点。寸評では「試合が進むにつれていくつかのいいパスがあった」としたが、一方で「2失点目のゴールは彼がボールを手放してしまった。典型的な錆びつきだった」と厳しい評価を下した。

 なお、新シーズンからチェルシーを率いるエンツォ・マレスカ新監督は2-4で大敗した試合後、失点に繋がった場面だけに限らず、チェルシーのビルドアップの拙さについて言及。「何かを言うと言い訳になるが、ピッチが我々の助けにならなかったことは確かだ。我々のプレースタイルでは、ボールがピッチを走らなければならない。今日はピッチが悪かった」と、芝生の影響があったと主張した。

 しかし一方で「しかし、失点から2分後に再び失点するようではダメだ。その失敗から学ぶ必要がある。もっと強くならなければいけない」と、選手たちにさらなる成長を求めた。

 2023年夏、ブライトンからチェルシーにボーナス込みの移籍金1億1500万ポンド(約213億円)の巨額で加わったカイセド。2023-2024シーズンはその期待に見合う活躍を見せられなかったが、はたして2024-2025シーズンは……。

ABEMA de DAZN/クラブ親善試合)
 

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