アニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」(以下「リゼロ」)のペテルギウス(CV:松岡禎丞)といえば、クセの強すぎる言動で“影の名物キャラ”とも言える存在だ。特に第1期25話でまるでクモの化け物のような姿に変化して叫びながら追いかけてくるシーンは、放送当時、多くの視聴者を震え上がらせた。
【映像】気持ち悪い形態で追いかけてくるペテルギウス(10分39秒ごろ~)
「リゼロ」は、シリーズ累計発行部数が1300万部を突破するライトノベルが原作(原作:長月達平/イラスト:大塚真一郎)。突然異世界へ迷い込んだナツキ・スバル(CV:小林裕介)が、死んで時間を巻き戻す“死に戻り”の能力を使いながら過酷な運命に立ち向かっていくストーリーだ。
ペテルギウス・ロマネコンティは、魔女教の幹部である大罪司教の1人だ。“嫉妬の魔女”を信奉し、その寵愛に報いることを至上の目的としている。目を見開き不気味な笑みをたたえたビジュアルや「~デス!」という口癖など、ペテルギウス役を演じる声優・松岡禎丞の怪演も相まって、一度見たら忘れられない強烈キャラだ。
1st season第25話は、そんなペテルギウスの狂気がさく裂した回だった。スバルたちはペテルギウスに見事勝利したと思いきや、なんと巨大化したペテルギウスが這って追いかけてきた。まるでクモの化け物のような姿になった彼は、目から血を流しながら、「魔女……!サテラ……!私を愛愛愛……」「サテラ!サテラ!サテラ!」と崇拝する魔女の名を繰り返し叫んでいた。
より一層不気味さを増したペテルギウスの姿は、アニメファンの間でも「執念ってこええ……」「待って怖すぎ」「さすがに引くキモさ」と評判で、ここまで来れば“キモさ”ももはやあっぱれと言えるレベルなのかもしれない……?
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会