【クラブ親善試合】トッテナム 2-3 バイエルン(8月11日/トッテナム・ホットスパー・スタジアム)
完全にプレスがハマっている味方にパスを出してしまった…。トッテナムがDFラインからビルドアップを試みるも相手のプレスを受けてあっさり失点。これにはファンも「何回やるんだ」「自爆すんのやめてくれ」と呆れ気味の反応を見せる事態となった。
トッテナムが日本時間20日に行われるプレミアリーグ開幕戦を前に、ドイツの強豪バイエルンをホームに迎えて最後の親善試合を行った。
試合は開始わずか25秒でFWデヤン・クルゼフスキがゴールを奪いトッテナムが先制に成功する。そのまま試合を優位に進めるかと思われたが、セットプレーから16分にセットプレーから失点を許し同点にされてしまう。
すると1-1で迎えた30分だった。トッテナムはゴールキックからビルドアップを開始しようとGKグリエルモ・ヴィカーリオがボックス右側に位置するDFラドゥ・ドラグシンにパスを出すとリターンを受ける。
左からプレスをかけられたヴィカーリオは目の前のMFイヴ・ビスマにパスを出す。しかし、ビスマも背後から猛プレスを仕掛けられておりパスをカットされると、最後は後方から走り込んできたセルジュ・ニャブリに豪快にゴールへと叩き込まれてしまった。
トッテナムは3日に行われたバイエルン戦でも4分にGKヴィカーリオに戻したところをニャブリにカットされると、一度は弾いたものの、こぼれ球を押し込まれて同じような失点をしていた。
これにはファンも「何回やるんだ」「自爆すんのやめてくれ」「このプレシーズンで毎回同じ失点してるなw」「もったいない軽い失点今シーズンも見たくないよ」「スパーズの失点てどのゴールも相手楽そうなんよw」と呆れ気味のファンの声がSNSに散見された。
試合はその後44分、トーマス・ミュラーにヘディングを決められるが61分にクルゼフスキがこの日2点目となるゴールを記録。しかし反撃もここまでで、トッテナムが2-3で惜しくもバイエルンに敗れてしまった。
2試合続けてビルドアップのミスから失点を許してしまったが、新シーズンに向けて明確な狙いを持ってチャレンジした結果とも言える。この失敗を活かしてビルドアップの質が向上するのか、トッテナムの新シーズンにファンは期待したいところだろう。(ABEMA de DAZN/クラブ親善試合)