【UEFA スーパーカップ】アタランタ0-2レアル・マドリード(8月15日/スタディオン・ナロドヴィ)
ファンが待ち望んだ夢の共演がついに実現した。レアル・マドリードに新加入したフランス代表FWキリアン・エンバペが初ゴール。お馴染みの腕組みパフォーマンスを披露するとブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールも真似をしてともに喜びを分かち合った。
昨季史上最多となる15回目のCL優勝を果たしたレアル・マドリードと、EL初優勝を果たしたアタランタとの一戦が、ポーランドのスタディオン・ナロドヴィで行われた。
今夏新加入したエンバペは、タイトルのかかった大事な一戦で先発に名を連ね、初出場を飾る。エンバペは試合序盤、なかなか見せ場を作ることができず持ち前のスピードに乗ったドリブルも影をひそめる。
しかし、レアルのエーンナンバー「7」を背負うヴィニシウスが攻撃を牽引。34分にループパスでチャンスを演出すると、前半終了間際にも左足アウトサイドでスルーパスを送るなど持ち前のテクニックを披露した。
そして迎えた68分、待望のゴールが生まれる。ヴィニシウスがボックス右側からグラウンダーのクロスを送り込むと、ファーサイドのイングランド代表MFジュード・ベリンガムへ渡る。ベリンガムは滑らかなボールタッチで相手をいなしボックス中央にパスを送ると、走り込んだエンバペがゴール右上に突き刺した。
エンバペはカメラの前でお馴染みに腕組みパフォーマンスを披露。祝福にきたヴィニシウスもエンバペの動きを真似て同じパフォーマンスを見せ、仲良くゴールを喜んだ。
このゴールにファンは「ヴィニとのセレブレーションかっこよかった」「ちゃっかりヴィニとロドリゴも一緒になってエンバペのゴールパフォーマンスしててニヤけた」「ヴィニもロドリゴもゴールパフォーマンスしてんの可愛いかよwww」「3号機まで来た」とSNSでは盛り上がりを見せた。
試合はこのゴールが決勝点となりレアルがアタランタに2-0で勝利。エンバペ加入直後から同じ左サイドを主戦場とするヴィニシウスとの共存に注目が集まっていたが、2人の良好な関係が垣間見えた試合となった。
(ABEMA de WOWSPO/UEFAスーパーカップ)