プレミアリーグのブライトンに所属する日本代表FWの三笘薫が、ABEMAの特別番組『MITOMA 39 Questions -Presented by ブルーロック Project: World Champion-』に出演。プロサッカー選手・サッカー少年・人生という3つの大きな軸をもとに、39の質問に本音回答した。
その中のQ3は、「サッカー人生の中で忘れられないゴールは?」という質問。三笘はプロキャリアで通算65ゴールを挙げており、魔法のようなトラップとフェイントから右足アウトサイドキックで決めたリヴァプール戦(2023年1月29日)の一撃、ドリブルで敵陣を切り裂いたウルヴァーハンプトン戦(2023年8月15日)のゴラッソなどはすでに伝説化しているが、本人の見解はやや異なる。
三笘がピックアップしたのは、カタールW杯アジア最終予選のオーストラリア戦(2022年3月25日)で挙げた1点目。ベンチスタートだった三笘は、0-0だった84分にピッチへ。するとわずか5分後だった。右サイドからDF山根視来が折り返したボールを、ゴール前から右足シュートで流し込んだのだ。三笘にとっては嬉しいA代表初ゴールであり、次のように語った。
「ワールドカップ出場が決まる試合だったので、後半終盤に1点を決められて、勝ちが見えかけたゴールだった。すごく大きな得点だった」
三笘は続く90+4分にも、左サイドから得意のドリブルで敵陣を切り裂いて2点目もゲット。日本代表をカタールW杯出場に導くとともに、このオーストラリア戦は「三笘薫」の名前を日本中に知らしめた試合にもなった。その意味では、本人の印象に強く残っているのは当然なのかもしれない。
きたる2024-2025シーズンは、ブライトンでプレミアリーグ勝負の3年目、そして日本代表で北中米W杯アジア最終予選に臨む三笘。再び伝説となるようなゴールに期待したい。
(ABEMA/サッカー)