アニメ「夏目友人帳」番組サムネイル
【映像】ニャンコ先生の“おちゃめないびき”(5:52ごろ〜)

 アニメ「夏目友人帳」に登場するニャンコ先生(CV:井上和彦)といえば、普段は招き猫のような姿をしている同作のマスコット的な存在だ。そんなニャンコ先生が「ぷーぷー」とお茶目ないびきをかきながら寝ているシーンは癒やし度満点。せつないストーリーとともに未見の人はぜひチェックしてみてほしい。

【映像】ニャンコ先生の“おちゃめないびき”(5:52ごろ〜)

 現在配信中のアニメ「夏目友人帳」は、緑川ゆき氏による同名漫画が原作。幼い頃から妖怪を見ることができた少年・夏目貴志(CV:神谷浩史)が、自称用心棒のニャンコ先生とともに、祖母から受け継いだ遺品の「友人帳」に名を縛られた妖(あやかし)たちに名を返していく物語だ。妖怪と、そこに関わる人との触れ合いを通して、自分の進むべき道を模索し始めた夏目は、友人たちにも助けられながら大切な日々を守るすべを見つけていこうとする。2008年にTVアニメ第1期が放送されると、2017年までに第6期まで放送。7期となる「夏目友人帳 漆」が2024年秋に放送されることが決定している。

 ニャンコ先生は、本来は優美な姿を持つ斑(まだら)という妖怪が招き猫に封じ込められ、いつしかその形になじんでしまったもの。夏目の用心棒をしながら家の飼い猫として一緒に暮らしている。見た目はキュートだが性格はおっさんぽくもあり、甘いものやお酒が大好きで気まぐれながらも頼れる存在だ。

 アニメ第1期第8話で、夏目とニャンコ先生はある沼に蛍を見にやって来た。そこにいたのは、沼を見つめる男性と彼に寄り添うようにしている妖だった。夏目は男性がかつて妖を見ることができたこと、ある日突然妖が見えなくなったことを妖から聞いて知る。自分にも男性のように妖から解放される時が訪れるのか。もう妖を見ることのない男性が、何故沼に来ているのか知りたいと思う夏目は――。

 夏目とニャンコ先生、妖は夏目の家で夜まで話し込むと、そのまま床についた。翌朝夏目が目を覚ますと、ニャンコ先生と妖は夏目の布団の上で大の字になって寝ており、ニャンコ先生は「ぷーぷー」とでもいうような不思議な寝息を立てていた。そして妖が起きたあともかわいく寝息を立て続けていたのだった。

 このニャンコ先生の姿に「かわいすぎてやばい」「おちゃめさ、かわいさにやられました」とほっこりしたファンは多かったようだ。

(C)緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会

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