【映像】短い助走からGKの手を弾く豪快ショット
【映像】GKの手を弾く強烈PK弾炸裂の瞬間

【明治安田J1リーグ】北海道コンサドーレ札幌 5-3 サガン鳥栖(8月16日/大和ハウス プレミストドーム)

【映像】GKの手を弾く強烈PK弾炸裂の瞬間

 J1残留への切り札が、Jデビュー戦で挨拶がわりのゴールを決めた。北海道コンサドーレ札幌の新戦力FWアマドゥ・バカヨコが、サガン鳥栖戦の終盤に試合を決定付けるPKから初ゴール。サポーターたちは「バカヨコ結構いいぞ!」「心臓の強さ凄い」「これはいい補強になりそう」など歓喜している。

 勝ち点16で最下位の札幌が、勝ち点24で19位の鳥栖をホームに迎えた"シックスポインター"。3点リードで試合を折り返した札幌だったが、後半に入ると鳥栖の反撃に苦しめられる。

 76分にはJ1残留への切り札として獲得したバカヨコをピッチに送り出す。すると、4-3と1点リードで迎えた86分、近藤友喜が右サイドからボックス内へとドリブルを仕掛けたところで倒されてPKを獲得。すかさずボールを手にしたのは、バカヨコだった。PKスポットにボールをセットしたシエラレオネ代表ストライカーは、短い助走から得意の左足を振り抜くと、鳥栖GK朴一圭の手を弾いてゴール左隅を揺らし、嬉しいJ初ゴールとなった。

 解説の曽田雄志氏は「かなりプレッシャーがかかるシーンだったと思います。朴選手もコースを読んで触ったところまではいい反応でした。やり方は人それぞれで、読まれやすい(モーション)かなと思いましたは、シュートの勢いがありました」と、力で捩じ込んだゴールだったと分析した。

 期待の新戦力が決めたゴールにサポーターたちも大盛り上がり。SNSでは「挨拶がわりのバカヨコ!!!!!」「バカヨコJ1初ゴールキタ――(゚∀゚)――!!」「これは決定打なるでしょなバカヨコPK成功!」「バカヨコPKうまいやん!!!!!」「心臓の強さ凄い」「これはいい補強になりそう」「これからどんどんゴールを取ってくれー」と、バカヨコの活躍に心を掴まれたようだ。

 かつて中田英寿氏もプレーしたボルトンやコベントリーなどイングランドの下位ディビジョンのクラブでプレーしてきたバカヨコ。2023-2024シーズンは、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部相当)のダンディーFCでプレーし、37試合6ゴールの活躍を見せた。スピードを武器にする快速ストライカーで、札幌にとっては今夏6人目の新戦力。今後もさらなるゴールに期待がかかる。
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