【ラ・リーガ】ソシエダ 1-2 ラージョ(8月19日/エスタディオ・アノエタ)
久保建英もあわや、の衝突事故だった。
2024-25のラ・リーガ開幕戦で、久保建英の所属するレアル・ソシエダは、ラージョ・バジェカーノと対戦。互いにゴールを奪うことができずスコアレスで迎えた47分、アクシデントは起こった。
ラージョからの浮き玉のスルーパスに対して、ソシエダの最終ラインの選手がいち早く反応してボックス前でクリア。ボールは高く上がってハーフェーライン付近が落下地点となった。
このボールには4人が反応、ソシエダの久保とブライス・メンデス、ラージョのエンバルバとオスカル・バレンティンがボールへ向かった。約2メートルほど手前で久保はこぼれ球を狙ってやや右手に進路をずらしたが、3人はそのまま直進。まずはブライス・メンデスが後ろからエンバルバに押されて転倒、倒れながら正面から向かってきたオスカル・バレンティンの後ろ足に顔面を接触して悶絶した。残る2人も勢いそのまま味方同士で正面衝突、互いに胸から顔を強打して倒れこんだ。
これには、至近距離で衝突回避した久保も呆然。スタジアムも一時騒然となった。倒れた3人はしばらく悶絶していたものの、治療を受けた後無事プレーは再開した。
試合はその後、ソシエダが2失点、アディショナルタイムに意地の1点を返すも力及ばず、ホームで痛い黒星発進となった。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)