【ブンデスリーガ】フライブルク 3-1 シュトゥットガルト(日本時間8月24日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
フライブルクに所属する堂安律が、シュトゥットガルトとの2024-2025シーズンのブンデスリーガ開幕戦で決勝ゴール。試合後には得点シーンを振り返った。
今夏のフライブルクは、クリスティアン・シュトライヒからユリアン・シュスターへと監督交代。それに伴って堂安のポジションにも変化があり、昨シーズン後半戦は3-4-2-1システムの右ウイングバックだったが、新シーズンは4-2-3-1システムの右ウイングを担うことになった。
すると、堂安はさっそく数字を残す。1-1の同点で迎えた54分、左サイドでMFヴィンチェンツォ・グリフォのヒールパスを受けたDFマティアス・ギュンターが、ゴール前にグラウンダーの高速クロス。このボールに対して堂安がファーサイドで飛び込んだ。
ただ、堂安は相手DFフランス・クレツィヒと競り合いながら身体を投げ出したため体勢を崩し、一度はボールの上にお尻が乗っかるような珍しい格好に。GKアレクサンダー・ニューベルも目の前にいる中、それでも最後は倒れ込みながら足裏でボールを突っついて得点を挙げた。
72分までプレーした堂安は、3-1で勝利した試合後、中継を担当したABEMAの独占インタビューに登場。珍しいシチュエーションから生まれたゴールに関しては、やや苦笑いしながら「少し見栄えの悪いゴールではありますけど、ゴールはゴールなんで。どんな形であれ、数字に残ることは選手にとっては一番嬉しいことなので、良かったと思います」と振り返った。
ちなみに、この試合ではシュトゥットガルトに所属する20歳の日本人DFチェイス・アンリも、65分から途中出場してブンデスリーガ・デビュー。得意の強烈なボンバーヘッドや惜しいミドルシュートを放つなど上々のプレーを披露した。
そのチェイス・アンリについて堂安は、「あの年齢でブンデスリーガ・デビューするのは、(周囲の)信頼がないとできないことだと思います。一度、代表合宿で一緒にプレーしたことがありますけど、すごく良い子なので、これから伸びるのが楽しみですね」と好意的なコメント残した。
(ABEMA/ブンデスリーガ)