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【映像】「博多のメッシ」が敵3人を瞬く間に突破

【明治安田J1リーグ】ガンバ大阪 2-2 アビスパ福岡(8月24日/パナソニック スタジアム 吹田)

“博多のメッシ”の異名は伊達じゃない。アビスパ福岡のFW紺野和也がガンバ大阪との一戦で、切れ味抜群のドリブルで相手3選手を突破してPKを奪取。これにはファンも大興奮だ。

【映像】「博多のメッシ」が敵3人を瞬く間に突破

 注目のシーンは、ゴールレスで迎えた20分だった。紺野が右サイドのタッチライン沿いでボールを持つと、迷わずドリブルを開始。左足での細かなタッチで対面の相手選手との間合いを詰めると、右→左のボディフェイントで揺さぶりを入れ、高速ダブルタッチで相手2選手の間を突破する。

 そして鋭いカットインでカバーにきた3人目の相手と入れ替わるようにしてボックス内に進入した瞬間、後ろから腕を使って倒されてPKをゲット。右サイドを切り裂いた背番号8はガッツポーズを見せた。

 たまらず倒してしまったG大阪のMF鈴木徳真は、イエローカードの提示とPK献上を受け入れた。座り込みながら大きく息を吐き、ソックスを直しながら苦悶の表情を浮かべた。

 紺野は自らが獲得したPKのキッカーを志願。深呼吸をしてから左足で放ったシュートはGKの手に当たりながらもゴールネットを揺らして先制に成功。今季4点目を決めた紺野は、ベンチへ駆け出していき、集まったチームメイトの祝福を受けた。

 解説を務めた篠田善之氏は「良い仕掛けでしたね」とコメント。同じく解説の橋本英郎氏は「周りを確認しながら仕掛けていますからね」と紺野のドリブル時の認知について述べ、「意図してボールが転がったわけではなかったので、鈴木選手からすると少し慌ててしまった。(紺野が)左利きということも意識したと思います。あそこからアウトサイドで持ち出されると、そのままシュートを打たれてしまうんじゃないかという心配があったと思います」と、守備側の目線で解説した。

 紺野の切れ味鋭いドリブルはサッカーファンの間でも話題に。SNSには、「最強ドリブル!」「これぞ博多のメッシ」「えぐいドリブルやな」「紺野うまいなー」「紺野のキレキレドリブル炸裂ー」など称賛の声が出た。

 33,878人の観衆が駆けつけたチケット完売の一戦は、福岡が先制したものの、G大阪も粘りを見せ、最終的には2-2の引き分けに終わった。

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