【ブンデスリーガ】フライブルク 3-1 シュトゥットガルト(日本時間8月24日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
フライブルクのMF堂安律に訪れた絶好のチャンスを味方選手がフイにしてしまった。堂安はカットインから最前線のFWチュクビケ・アダムとワンツーを狙ったが、オーストリア代表FWのダイレクトでのリターンパスは失敗……。ファンも「それはあかんやろ」とガッカリしていた。
シュトゥットガルトとのブンデスリーガ開幕戦で右ウイングで先発したフライブルクの堂安は、54分に泥臭い形で先制ゴールを記録。その直後の56分にも追加点を狙うチャンスが訪れた。
日本代表MFは右サイドのタッチライン際でボールを持つと、そこから得意のカットインでバイタルエリアへと進入。ペナルティーエリア手前にいたアダムとのワンツーを狙って、斜めのパスを出した。
上手く落としのパスを受ければ堂安はシュートやラストパスを狙える状況だったが、アダムのリターンパスは意図とは違う方向へと流れてシュトゥットガルト守備陣がカット。そこからカウンターを受ける最悪の展開となってしまった。
アダムのまさかのミスに日本のサッカーファンからは、「なんやそのリターン」「どこに出してんねん」「それはあかんやろ」「これはさすがに酷いw」「せっかくチャンスになるところだったのに」「ちゃんと落として」などの声が出るなどガッカリな様子だった。
この場面でミスをしてしまったアダムは入団2年目の22歳で、昨シーズンは出番に恵まれなかったが、今シーズンは開幕戦でブンデスリーガ初スタメン。まだ周囲との連携が完全に確立されていないのかもしれない。大型FWミヒャエル・グレゴリッチュが負傷離脱中という事情もあり、ユリアン・シュスター新監督に大きな期待を寄せられているアダムだが、堂安ら主力たちとの関係構築が求められる。
なお、フライブルクは開幕戦を3-1で勝利する好スタートを切っている。
(ABEMA/ブンデスリーガ)