岸田総理大臣の後任を選ぶ自民党の総裁選が9月27日におこなわれる。一番乗りで出馬会見を開いた小林鷹之衆議院議員(49)について、当選同期の宮沢博行元衆議院議員がコメントした。
小林氏といえば、財務省出身の保守的な政治信条を持つことで知られているが、これに宮沢氏は「全然保守じゃない」と前置きした上で「はっきり言って保守的発言を聞いたことがない。特に財政問題について積極財政をやろうと明言していない。『経済は財政に優先する』と言っているが、じゃあどうするんだ。『積極財政です。国債を活用します』と言っていない。そこが彼は決断力がない」と自身の考えを述べた。
さらに、過去に小林氏について「顔がいい、頭がいい、背が高い、性格いい、選挙に強い。天は五物を与えている」と印象を語っていた。しかし19日に国会内でおこなわれた小林氏の出馬会見を見て「スピーチ力という才能を与えなかった」と評価。
「話を聞いていて、心に刺さらない。(話が)入ってこない。その能力はリーダーとして重要」としつつ「大臣は卒なく答弁する能力があればいいが、トップリーダーは“刺さる言葉”、これが必要なんです」と熱弁した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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