【カラバオカップ】クリスタルパレス4-0ノリッジ(日本時間8月28日/セルハースト・パーク)
前節の悔しさを晴らす大活躍となった。クリスタルパレスの日本代表MF鎌田大地がカラバオカップ2回戦のノリッジ戦に先発出場。開始早々の2分に先制ゴールを挙げると、57分には味方のビューティフルゴールをお膳立てする高精度のピンポイントクロスでアシストをマークした。
今季からプレミアリーグに初挑戦している鎌田は、開幕戦のブレントフォード戦こそスタメンで出場するも、第2節のウェストハム戦はベンチスタートに。さらに、その試合では62分からピッチに立つと67分には、自身のプレーで突破を許して失点するなど精細を欠いた。
試合後、イギリスメディアの『News Shopper』は、鎌田のプレーにチーム最低となる「4点」をつけて、「守備的MFのポジションに配置されたが、あちらこちらへと動き回り、ウェストハムは簡単に間をすり抜けた。ピッチ中央であまりに物足りないプレーだった。プレーが軽く、鋭いクロスも上げられなかった」と厳しい評価を下していた。
しかしノリッジ戦では、その鬱憤を晴らすかのように開始2分に先制ゴールをマーク。さらに57分には右CKの流れから右サイドに流れた鎌田にボールが渡る。一度ボックス内を見て、ゆったりとしたフォームから右足でクロスを入れると、最後はマテタがバイシクルで合わせてゴールネットを揺らした。
鎌田のアシストにSNS上のファンは「今度はアシストきたー」「いいクロスだしシュートうめぇなw」「鎌田アシストきたぞ!」と大盛り上がり。さらに「鎌田が批判を黙らせる活躍!」「この活躍なら文句ないだろ!」と言ったコメントも見られた。
その反応の通り、地元メディア『WE ARE PALACE』は「8点」をつけて「ゴールキーパーをかわし、絶品のフィニッシュ。ラツィオからクリスタルパレスにフリーで移籍して以来、初ゴールを決めた。さらにジャン=フィリップ・マテタへのアシストも記録した」と高い評価を与えている。
(ABEMA de DAZN/カラバオカップ)