「しくじり先生 俺みたいになるな!!」に、お笑いコンビの令和ロマンが登場。テレビ出演が少ない理由と、「ラヴィット!」には出演している理由を明かした。
有名人のしくじり経験から教訓を学ぶ本番組。今回は「M-1グランプリ2023」で王者に輝いた令和ロマン(髙比良くるま、松井ケムリ)がしくじり先生として登場し、「テレビ出ない」発言の真相を告白した。
授業を聞くメンバーには、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑らレギュラー陣の他、アルコ&ピース(平子祐希、酒井健太)、鬼越トマホーク(金ちゃん、坂井良多)、横山由依らが出演。
昨年の「M-1グランプリ」でチャンピオンに輝くも、「テレビは基本的には出ない」と発言したことで物議を醸した令和ロマン。出演する番組を選んでいる理由について、2人は「そもそもテレビに向いていない」「賞レースとテレビは違う」「今はYouTubeや劇場で食べていく道もあるという周りの声を取り入れた」と、3つの理由を明かした。
令和ロマンがデビューした当時、お笑い界では「賞レースで実績を残すか、テレビで特技を活かすか」の2択に分かれていたという。はじめはテレビに出たかった2人だが、努力してもなかなか呼ばれず、「テレビは向いていないからM-1に逃げ込むしかなかった」と告白。「M-1で優勝したってネタが面白いってことじゃないですか。テレビとは何の関係もない」と本音を明かした。
また、くるまはM-1グランプリが復活した2015年以降の王者であるトレンディエンジェル、銀シャリ、とろサーモン、霜降り明星の名前を挙げ、「霜降りさん以外はコンビでいっぱいテレビ出てなくないですか?」と指摘した。
これに金ちゃんは「ゆくゆくは出てないけど、優勝した後の1〜2年はコンビで出てる」と反論。すると、くるまは「でも、後々ラジオとかYouTubeとかで『あの時ボロボロで』って言うじゃないですか。それを何年分も言われた後にやれなくないですか?」「みなさん知らなかったから飛び込めただけで、落ちてって死んでく人見たら飛び込めない」と切り返し、スタジオの笑いを誘った。
テレビに出演しない理由を語る一方で、令和ロマンは朝の情報番組「ラヴィット!」にはレギュラーとして出演している。2人には出演する番組を決める基準が明確にあるといい、それは「自分たちが役に立てるか立てないか」だと明かした。
ケムリは「自分たちの実力不足は前提」と謙遜し、「もともとテレビをあきらめた身なので、オファーをもらったからには役に立ちたい」と思いを吐露。若林が「逆に役に立てなそうだなって番組はどういうの?」と聞くと、くるまは「ドッキリ系とか」と例を挙げ、「2人ともリアクションがすごい薄い」と苦手分野を明かしていた。