【WWE】RAW(8月26日・日本時間27日/ロードアイランド・プロビデンス)
キレキレな攻撃を展開していた日本人トップ女子レスラーが、カメラが一瞬目を離した隙に一転して“エビ反り大悶絶”する脳がバグるシーンにファンが唖然。「???」「映ってないところで何があった?」とざわつくひと幕があった。
抗争中のイヨ・スカイ&カイリ・セインとゾーイ・スターク&シェイナ・ベイズラーが再び対戦。ここ数カ月、報復合戦が続く”ダメージCTRL”と武闘派格闘トリオ”ピュア・フュージョン・コレクティブ(PFC)”との抗争だ。
この日もタッグマッチとして組まれた両者だが、ゴングとともにイヨがバック転からバックドロップを身軽に回避など好調な滑りだしを見せるが、エプロンのゾーイが仕掛けたロープワークでリング下に転落し、尻を強打するとイヨも思わず「うわーっ痛ってえ」とリアクションが大きい。
ここまではよくある展開だが、中継カメラがリング上で挑発合戦となったカイリとゾーイの悶着へ。再び場外へとカメラが切り替わると、エビ反り状態で”口あんぐり”大悶絶するイヨの姿が映し出される。ほんの10秒カメラが目を離した隙に起きた「何事か?」というアクシデントにファンも「???」「映ってないところで何があった?」「いつの間に?」や、落下の際のダメージと思ったか「ケツが割れたか?」などとざわついた。
ブリッジしながら大悶絶しながら、持ち前の顔芸も“キレキレ”のイヨ。リアクションの壮絶さに「イヨは映えるわ」「スゲエ絵」といったリアクションも聞こえたが、当の本人の普通ではない痛がり方にファンも騒然となった。ほどなくしてスローリプレーが再生されると、答え合わせは”PFCの第3の女”ソーニャ・デビルによる強烈なニー攻撃による介入。格闘経験のあるソーニャのヒザで喉を蹴り上げるエグい一撃に 「ヒザでしたか…」「ケツと膝両方痛かったのか…」と納得の声が並んだ。
シングル、タッグ両王座の陥落からユニットが低迷したももの、このところ復調の兆しをみせているイヨ&カイリだが、仲間の相次ぐ離脱で十八番だった介入や反則が減りこのところは「ヒールからベビーターンした」との見方がファンの間でも広がりつつある。
この日はイヨが、場外への「ムーンサルトプレス」でゾーイの足止めし、同時にポストから飛んだカイリがフィニッシャー「インセイン・エルボー」で仕留める完璧な勝利。ズルをしなくても勝てる”ダメージCTRL”に対して、会場からはブーイングではなく拍手喝采が送られた。(ABEMA/WWE『RAW』)