クリスタル・パレスに移籍した鎌田大地が、引退後のキャリアについて激白。日本にはないサッカービジネスの夢についてカメラの前で語った。
今夏、プレミアリーグのクリスタル・パレスに移籍した鎌田大地に ABEMAスタッフが密着取材を実施。気になるイギリスでの生活や、日本代表での裏話などに迫った。
引退後の夢について鎌田は「将来監督をやりたい」とはっきり回答。「サッカー選手をやっていれば自分の家族が生活する分は稼げると思う。それだけでなく、自分が信頼する仲間の分まで稼がなきゃいけないと思う」と将来について語った。
さらに鎌田は「日本でヨーロッパのようなサッカービジネスをしたいんですよ。オーストリアのザルツブルクのような若い選手を育てて売るようなクラブがまだ日本にはない。『このチームで試合に出ていれば海外に行ける』と思えるようなチームを作れたらいいなと思う」と、具体的なビジョンも頭の中に思い描いているという。
しかし、ただの夢物語で終わらせないためにも、今を大事にしているようだ。「何かをやるには、第一人者じゃないと評価されない。サッカー選手として認められていたら監督やる時も全然違うと思う。サッカーで成功していれば、将来何かやりたいとなった時に何でもできると思う」と語り、将来の夢があるからこそ、サッカー選手としての今が重要であるとの見解を示した。
クラブでは世界最高峰のプレミアリーグに挑戦し、代表では2年後のワールドカップ出場を目指す鎌田。厳しい環境に身を置き、自身の成長を求める日本の司令塔がどんな活躍を見せるのか。鎌田のプレーから今季も目が離せない。(ABEMA/サッカー日本代表)