【WWE】SMACK DOWN(8月30日・日本時間31日/ドイツ・ベルリン)
ゴミ箱、竹刀、パイプ椅子…なんでもOKの女子レスラー同士の前代未聞のケンカマッチ。試合を決めたのは、120オーバーの巨尻で対戦相手の顔面をゴミ箱ごと“ぺっちゃんこ”に潰す壮絶なKO劇だった。
WWE「SMACKDOWN」でWWE女子王者ナイア・ジャックスがミチンとの防衛戦に臨んだ。このところの乱入劇で”暴走女子”ナイアをすっかり怒らせてしまったミチン。何でもありのストリートファイトルールで用意周到に武器をリングに持ち込んだが、その結末は悲劇的なものとなった。
これまでも浅からぬ因縁があったナイアとミチンだが、現在の関係性は過去最悪だ。王者戴冠の祝勝パーティへのミチンの“竹刀”襲撃乱入や、お気に入りのクイーンの王冠の破壊行為と度重なる”荒らし行為”にナイアの怒りはマックスに。凶器使用OKの何でもありマッチでの決着戦となった。
序盤から竹刀でボッコボコにして試合を有利に進めたミチン。傷んだフリからの消化器攻撃とルールの恩恵を十分に活用し”怪獣”相手に大健闘を見せる。試合中盤にはトルネードDDTを連発、セッティングしたテーブルにパワーボムも成功するが、ナイアの相棒ティファニー・ストラットンや、元王者のベイリーの介入で試合の流れが大きく変わってしまう。
試合はミチンが相手を沈めるつもりで用意周到にセッティングしたテーブルにナイア逆襲の「サモアン・ドロップ」で突き刺さると、半失神状態のままリング上を引きずられ、自らが用意したゴミ箱を頭からかぶせられる屈辱の体勢。直後、セカンドロープからナイアの”巨尻爆弾”「バンザイドロップ」が投下されジ・エンドとなった。
この120キロ”腕組み尻弾”でゴミ箱はぺしゃんこに潰れ、中のミチンの表情はうかがい知ることもできず…さらにナイアはピクリとも動かないミチンに向かってテーブルを投げ、竹刀で殴るやりたい放題。ファンからは「潰したw」「これは説得力がある」「やりすぎ」「ちゃんとしたオーバーキル」と凄惨なエンディングへの驚きのコメントが殺到。あまりに破天荒な展開に「キン肉マンみたいな試合だった」との声も…。
ファンからは、敗れたミチンへ「いい試合だった」「ミチン頑張った」「爪痕残した」と好ファイトを労う声も少なくなかったが、一方では「ミンチになった」「ミチン安らかに眠れ」などの皮肉も聞かれた。(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)