【映像】PKが認められた巧みな“侵入”の瞬間
【映像】PKが認められた巧みな“侵入”の瞬間

【明治安田J1リーグ】サンフレッチェ広島3-2FC東京(8月31日/エディオンピースウイング広島)

【映像】PKが認められた巧みな“侵入”の瞬間

 思わず「納得がいかない」と選手も熱くなっていた。サンフレッチェ広島vsFC東京の一戦で、MF高宇洋がボックス内で相手を倒して広島にPKを与えた判定にFC東京の選手は抗議。ファンも「あれでPK?」と物議を醸した。

 FC東京が2点差を追いかける60分だった。広島が左サイドを起点に攻め込み、ボランチの松本泰志が左のニアゾーンにスルスルと抜け出していく。これに対応したのがFC東京の高だ。インターセプトを狙うような形でボールと松本の間に体を入れて防ごうとする。しかし、この交錯で松本を倒してしまい、広島にPKを与える笛が鳴り響いた。

 このジャッジに対して高は、審判に歩み寄って抗議。チームメイトも集まって、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)チェックの要求をしていた。ファンも「あれでPK?身体上手く入れたってヤツでしょ」「相手の足に突っ込みにいけばPKもらえるのか」と判定に難儀を示したが、映し出されたリプレイを見ると、高が体を入れたタイミングで左足が松本の足に引っ掛かっており、宣告されたPKが覆ることはなかった。

 その後、このPKは広島のMFトルガイ・アルスランが冷静に沈め、広島のリードは3点に。FC東京は79分と90+1分にネットを揺らして2点を返すも力及ばず、6試合未勝利という結末に肩を落とした。

 一方の広島は、同一シーズンにおけるトップカテゴリーでのクラブ新記録となる7連勝を達成し、他会場の結果を受けて得失点差で町田を上回り、首位に立っている。
ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)

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