高齢者の問題と捉えられがちな孤独死が今、若者の間で増えている。ある調査では、東京23区で孤独死した若者はここ数年、毎年220人以上。うち4割が発見されるまでに4日以上経過しており、その多くは自ら命を絶ったと見られている。政府の実態調査では、「孤独感がある」と答えた人は4割にのぼり、年代別に見ると30代が46.1%と最も高い。『ABEMA Prime』では、生きる意欲を失い、自ら社会との繋がりを絶つ「セルフネグレクト」の状態に陥り、孤独死寸前までいったものの、そこから周囲の支えなどもあり、生活を取り戻して前に踏み出した当事者2人と「若者の孤独死」について考えた。