【リーグアン】スタッド・ランス 2-1 レンヌ(日本時間9月2日/スタッド・オーギュスト・デローヌ)
FW伊東純也が日本代表に必要な理由は、攻撃だけではない。守備も大きなポイントだ。代表合流前最後の試合となったレンヌ戦でも、相手のカウンターを受けそうな場面で日本が誇るイナズマは、トップスピードで圧巻のプレスバック。パーフェクトなタックルでボールを刈り取ると、ファンも舌を巻いていた。
伊東と中村敬斗が所属するスタッド・ランスは今夏に監督交代を敢行し、昨シーズンまでル・アーヴルを率いていたルカ・エルスナーが新指揮官に招聘された。新体制となってからも伊東の序列は変わっておらず、このレンヌ戦は開幕3試合連続で先発出場。41分には豪快なヘディングシュートで今シーズン初ゴールを決め、調子の良さをアピールしていた。
伊東の好調さが見えたのはゴールシーンだけではない。57分にレンヌのカウンターを受けそうだった場面では、爆速スピードでプレスバック。ハーフウェーライン付近で相手選手に追いつき、右足を精一杯のばした完璧なタックルでボールを奪い返すことに成功した。
持ち味でもあるスピードが活きた場面にファンは、「ここ!って場面でのギアを上げた奪い切る守備」「あれができる純也の価値が爆高い」「プレスバックで守備でも活躍してる」「調子良さそう」「攻撃も守備もいいねー調子よさげ」などとSNSで賞賛のコメントを残した。
伊東は9月の代表ウィークで、約7か月ぶりに日本代表へと復帰。ワールドカップ出場を懸けたアジア最終予選で、所属クラブでの勢いそのままに結果を出すことはできるのだろうか。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)