【ラ・リーガ】ヘタフェ0-0ソシエダ(日本時間9月2日/コリセアム・アルフォンソ・ペレス)
久保建英に古巣から手痛い“アウェーの洗礼”だ。右サイドでのスローインからボールを受けた久保は、背後から寄せてきた相手選手に強烈なキックを喰らうと大きな叫び声を上げてピッチに転がった。
問題の場面は開始早々の13分に起きた。レアル・ソシエダDFアマリ・トラオレが右サイドからボールを投げ入れると、目前にいた久保にボールが渡る。
久保がボールをキープしようと試みると、後ろからマークしていたヘタフェDFナビル・アベルディンが勢いよく飛び出してチャージ。背後からボールを奪おうと差し出した右足が久保の右脛と接触し、久保は大きな叫び声をあげて転倒した。
審判はファウルのジャッジを下してソシエダボールとなるも、倒れた久保は膝を抱えるような体勢で悶絶。ほどなくして起き上がりプレーは再開されたが、この日いかに古巣ヘタフェ陣営が久保に注意しているかが一目瞭然のシーンとなった。
試合はその後、両者譲らずのスコアレスドローで終了。久保は低調なチームに引っ張られて存在感を発揮できないまま、59分にピッチを後に。ソシエダは今季ラ・リーガで1勝2分け1敗となっている。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)