【WWE】RAW(9月2日・日本時間3日/コロラド・デンバー)
日本カルチャー大好きの女子レスラーがまたしても「マニアックすぎる日本アニメコスプレ」を披露。王道の斜め上を行くチョイスにファンから「マニアックすぎてわからない」「ヒロアカだったのか」といった声が相次いだ。
WWE「RAW」でゼリーナ・ベガとシェイナ・ベイズラーがシングルマッチで対戦。日本のアニメ好きで有名なゼリーナの最新コスチュームに注目が集まった。
TVマッチ50戦目、腕の負傷から復帰したゼリーナにとって特別な試合。この日もアニメキャラを意識したような赤と白を基調としたカラフルな衣装で登場。リングサイドに掲げられた、2001年9月11日のテロで失った自身の父親へのメッセージボードを手にし、気持ちが高ぶったか涙ぐむ姿もみられた。
故郷のプエルトリコ国旗を模ったマントを開いて”ジュディ・オング式”アピールも亡き父へのメッセージか。しかし今日の対戦相手は腕を負傷させられた張本人であるシェイナ。先週のシェイナたちのユニット”PFC”のタッグ戦では逆にゼリーナが背後から突如、襲撃してリベンジを果たすなど両者の因縁が深まったなかでの戦いとなった。
復帰戦とあってゼリーナが軽快な動きを見せるなか、ABEMAの”細かすぎるWWEスーパースター解説”が好評な、料理TikTokerもりおが注目したのはゼリーナのメイク。試合開始時から「凄いまつげ」「まつ毛すごいな」と長いカラフルなつけまつ毛に注目が集まっていたが「日本でも人気のK-POPグループ”Stray Kids”のフィリックスをイメージしたもの」と紹介。
さらに「ゼリーナの衣装のほうは(アニメ)『僕のヒーローアカデミア』の轟焦凍です」と豆知識を間髪入れず披露。すると、馴染みのないアニメキャラやK-POPとあって実況の清野茂樹アナウンサーも「元ネタがありますから、わかる人には本当にわかる。わからない人にはわからない」とお手上げ状態だ。
ゼリーナといえば『鬼滅の刃』の堕姫や、『ストリートファイター6』のジュリなど、定番じゃないキャラのこだわりコスプレをこれまでも披露してきた。今回の『ヒロアカ』+K-POPのハイブリッドも、ゼリーナの美意識を感じさせる斬新なコンビネーションだが、ファンからは「マニアックすぎてわからない」「ヒロアカだったのかこれ」といった声が上がっていた。
試合はゼリーナが実質3対1のハンデ戦とあって、場外で介入を試みるシェイナの仲間に気を取られた隙に、強烈なヒザを被弾して敗戦。白星とはならなかった。(ABEMA/WWE『RAW』)