【UEFAネーションズリーグ】フランス代表 1-3 イタリア代表(日本時間9月7日/パルク・デ・プランス)
世界中のサッカーファンが思わずうっとりするようなファインゴールが炸裂した。約1年ぶりの代表復帰となったMFサンドロ・トナーリの芸術的なヒールループパスから、DFフェデリコ・ディマルコが左足アウトサイドのダイレクトシュート。豪快な一発に「最高傑作のゴールだ」「なんて美しいゴールなんだ」とファンが大盛り上がりだ。
UEFAネーションズリーグのリーグA・グループ2で、イタリア代表はフランス代表と対戦。賭博違反による10か月の出場停止処分が明け、約1年ぶりに代表復帰となったトナーリはスタメン出場し、30分には見事なアシストで同点ゴールを演出した。
ボックス手前左の位置で、逆サイドからのパスを受けたディマルコは、中央のトナーリにボールを渡してボックス内へと侵入。ワンツーを狙う形で、フランス代表の守備網を突破しようとした。
ボールを受けたトナーリはゴールに背を向けた状態だったが、ディマルコの抜け出しを見るや、右足のヒールでボールを浮かせるループパス。するとボールはディフェンスの頭上を超えて、抜け出したディマルコの元へ。さらに圧巻だったのは、ディマルコがこのパスに対して、ボールの落ち際に左足のアウトサイドでダイレクトに合わせる。鋭いシュートはアウト回転がかかり、そのまま逆のゴールネットに突き刺さったのだ。
このスーパーゴールにはサッカーファンたちが反応。とくに海外サポーターたちはSNS上で、「最高傑作のゴールだ」「なんて美しいゴールなんだ」「これは美しいゴールだ。バックヒール、ラン、ボレー」「なんてアシストになんてゴールだ」「アンビリーバブル・ゴール!」「まさにゴラッソだ」など驚きのコメントを出していた。
このゴールで同点に追いついたイタリア代表は、50分にMFダヴィデ・フラッテージ、74分にFWジャコモ・ラスパドーリもゴールを挙げ、3-1でフランス代表に勝利。連覇を目指しながらもベスト16敗退に終わったEURO2024の雪辱を晴らすような逆転勝利となった。
(ABEMA de DAZN/UEFAネーションズリーグ)