【UEFAネーションズリーグ】フランス代表 1-3 イタリア代表(日本時間9月7日/パルク・デ・プランス)
売り出し中であるイタリア代表のDFリッカルド・カラフィオーリを悲劇が襲った。フランス代表のFWウスマヌ・デンベレがドリブル中に相手選手と接触して転倒し、イタリア代表DFのふくらはぎめがけて胴回し蹴りが炸裂。ファンたちも「完全に貰い事故で気の毒…」と心配の声を上げている。
UEFAネーションズリーグのリーグA・グループ2で、イタリア代表はフランス代表とイタリア代表。問題のシーンは2-1とリードして迎えた65分に起こった。
ハーフウェーライン付近の右サイドでボールを受けたデンベレが、3選手を引き連れたままドリブル突破を図る。ぐんぐんと加速してボックス手前まで侵入するが、DFアレッサンドロ・バストーニのスライディングを受けて転倒。スピードに乗ったドリブルの勢いそのままに、デンベレは前方へと一回転した。
その先には、ちょうど後ろ向きになっていたカラフィオーリの姿が。無警戒の状態から、カラフィオーリの左足には、デンベレの左足が振り下ろされる。あまりの激痛からか、カラフィオーリはその場に倒れて悶絶していた。
仲間はベンチに交代を要求していたが、カラフィオーリ自身はドクターの手当を受けてピッチに戻ってくる。しかし70分にプレーが途切れたところでピッチに座り込むと、DFアレッサンドロ・ボンジョルノとの交代でベンチへと下がった。
一連のシーンにファンたちもSNSで反応。「完全に貰い事故で気の毒…」「意図しないヤツが1番ケガするんだよね…」「流石にかわいそすぎるて」「気の毒やけど格ゲー並のキックが入ってる」「ピタゴラスイッチみてえな事故だな…」「大車輪キック喰らったカラフィオーリ可哀想」「デンベレは我らがカラフィオーリに大回転キックと毎度ネタに事欠かない」など、カラフィオーリを心配する声が多く見られた。
カラフィオーリは昨シーズンにセリエAのボローニャで守備の要として、チームをチャンピオンズリーグ出場に導く活躍を見せると、今夏に行われたUEFA EURO 2024でもイタリア代表として躍動。直後には強豪アーセナルに引き抜かれた売り出し中のDFだ。
なお、試合はDFフェデリコ・ディマルコのスーパーゴラッソなどでイタリア代表が3-1で勝利。カラフィオーリについてルチャーノ・スパレッティ監督は試合後、「軽傷だと思う。イスラエル戦(10日)にも出られるかもしれない」とコメントしている。
(ABEMA de DAZN/UEFAネーションズリーグ)