DF長友佑都の存在感が際立ったシーンだった。日本サッカー協会の公式YouTubeチャンネル『JFATV』は9月8日、「Team Cam vol.02|最終予選初戦、中国代表戦の舞台裏|SAMURAI BLUE |AFC Asian Qualifiers - Road to 26」と題した最新動画をアップ。長友が試合前のロッカールームで大声を張り上げているエモーショナルなシーンが話題となっている。
【映像】長友佑都、ロッカールームで闘魂注入(12分33秒〜)
日本代表は9月5日、ワールドカップ2026アジア最終予選の第1節で中国代表に7-0の大勝。今回の動画では、その舞台裏の様子が収められている。
今回の招集メンバーは27人だったが、各試合の登録人数は23人。長友は残念ながら中国戦のメンバーから外れていた。しかし、37歳の大ベテランはチームを奮い立たせるために、試合前のローカールームで誰よりも大声を張り上げていた。
ロシアW杯、カタールW杯のアジア最終予選1節でいずれも敗戦している苦い過去を引き合いに出し、長友は「2大会連続でやられてるよ!」とチームを鼓舞。また円陣の直前には「自信を持って!自信を持って!」と気合いを注入した。
さらに、スタメン組がロッカールームを出て行く際も伊東純也や中村敬斗と一緒に先頭で待ち構え、今にも試合が始まりそうな気合い十分の形相で「いけマチ!」「しゃあザイオン!」と選手それぞれに声をかけ続けた。
このエモすぎる闘魂シーンには視聴者も大注目。YouTubeのコメント欄には、「長友って本当に偉大だな」「長友がいるだけでW杯予選って雰囲気と安心感が出る」「ベンチ入りしてなくても雰囲気を十二分に作ってくれる長友さんはほんと貴重ですね」「ある意味唯一無二の存在感」「ほんとに長友の存在って大切だよなぁ」「試合前の長友選手の声掛けが印象的。試合に出られなくてもさすが精神的柱って感じだし経験者だわー」「良い意味で長友のコーチ感が凄い」「もはや長友が監督かコーチに見えるw」「長友さんの存在がめっちゃでかいんやろなぁと思う今の日本代表。感謝やな」などの声が上がっている。
日本代表は9月10日(25時キックオフ予定)、W杯アジア最終予選の第2節でバーレーン代表とのアウェーマッチに臨む。長友はこの試合でも、登録有無にかかわらずロッカールームで大きな存在感を放つに違いない。