【W杯2026アジア最終予選】バーレーン代表 0ー5 日本代表(日本時間9月11日/バーレーン・ナショナル・スタジアム)
まさにワールドクラスの神プレーだった。日本代表MF久保建英が自陣から約50m先のMF中村敬斗にロングスルーパスを披露。これには解説を務めた小野伸二氏も「なんだ今のパスは」と思わず唸った。
日本代表は日本時間11日、ワールドカップ2026アジア最終予選の第2節でバーレーン代表と対戦。前節の中国戦と同様に3-4-2-1のフォーメーションを採用。久保はベンチスタートになり、代わりに鎌田大地が先発した。
注目のプレーが生まれたのは、日本が5-0とリードして迎えた85分だった。自陣センターサークル付近でDF谷口彰悟からボールを受けた久保建英は、ピッチ中央へ少し大きめのトラップをする。
かなり余裕をもった様子の久保は、パスコースを探しているかと思った次の瞬間、振り向きざまに前線へシュートのような低弾道のキック。パスの先がカメラに映りきらないほどのロングスルーパスがMF中村へと渡った。中村はボックス内へ進入し、GKをかわして小川航基へパスを出すが、小川のシュートは惜しくもGKに阻まれて得点とはならなかった。
約50mのパスを開通させたこのスーパープレーに、解説を務めた元日本代表の小野伸二氏は「なんだ今のパスは…」と驚愕した様子を見せる事態に。18歳でワールドカップに出場した日本の天才をも唸らせた。
この久保のプレーにはSNSでも「惚れ惚れするなあ」「なんじゃそらwww」「わけわからん」「小野伸二さんもドン引きの久保選手のスルーパス」「ワールドクラスすぎる」「まさに歴史に残る瞬間!」「スルーパス次元違うな」「さすが見えてるね久保くん」と絶賛の嵐となった。
試合は日本代表が大量5得点でバーレーンに圧勝。アウェイの地で5-0とクリーンシートで勝利し、ワールドカップアジア最終予選の2戦合計で大量12ゴールを記録する幸先の良いスタートを切った。