クリスタルパレスの鎌田大地が、日本代表でチームメイトの前田大然との“指定関係”を激白。代表活動で常に一緒にいるほどの“相棒”であるとカメラに語った。
9月8日に放送された『ABEMAスポーツタイム』では、今夏プレミアリーグのクリスタルパレスに移籍した鎌田大地に、イギリスで密着取材した様子を紹介。『鎌田が語る日本代表スペシャル』と題し、日本代表選手の素顔に迫った。
取材班は、鎌田に3つの質問を用意。まず一つ目の「相手だったら嫌な選手は?」との問いに前田大然の名前を挙げた。「足速い選手がとにかく嫌です。アフリカ系のめっちゃ身体能力高い選手とマッチアップするのが嫌なんですよ」と回答。抜群のスピードで激しいプレスを見せる前田がそれに該当するという。
前田とは、代表活動で移動する際にも座席が隣だという。さらに二人の仲はそれだけにとどまらず、「無人島で2人きりになるなら誰?」との質問にも、前田の名前を挙げるほど相棒だという。
「もう師弟関係なので(笑)。ご飯のテーブルも絶対隣に座るし、欲しいと言ってない甘い食べ物を持ってきてくれたり、コーヒー入れてくれたり」と、一歳年下の前田と常に一緒にいるほどの関係だと語った。
なぜここまで仲良くなったのかについては「大然が初めて代表召集された頃、あまり誰とも関われてない時に俺が喋って仲良くなりました。大然は上下関係を昔からめっちゃしっかりしてきたタイプだから、年上に可愛がられるタイプなんじゃないですかね」と語り、前田の振る舞いに信頼を寄せているようだ。
日本代表に初招集されてから5年以上が経過し、現在28歳とベテランの域に差し掛かり、代表に年下の選手が増えてきた鎌田。そんな鎌田の真骨頂である落ち着きと広い視野から繰り出されるスルーパスは、異次元のスピードを持つ前田とピッチ内でも相性抜群だろう。師弟関係からゴールが生まれるのか、W杯アジア最終予選での二人のホットラインから目が離せない。
(ABEMAスポーツタイム)