【ブンデスリーガ】フライブルク 2－1 ボーフム（日本時間9月14日／オイローパ・パルク・シュタディオン）
衝撃のシュートでスタジアムを沸かせた。ボーフム・デビュー戦となったMF三好康児が、50m級の超ロングシュートを狙う。惜しくもGKに阻まれたが、このスーパーゴール未遂にファンは、「そこから狙うんかよ」「もう完全にエース」と脱帽の様子となった。
昨シーズンにイングランド2部チャンピオンシップのバーミンガムで、公式戦48試合で7ゴール・6アシストを記録する活躍を見せた三好は、今夏にブンデスリーガのボーフムへ移籍。堂安律が所属するフライブルクのホームに乗り込んだこの一戦で先発出場し、ボーフム・デビューを飾った。
注目のシーンが生まれたのはボーフムが1-0でリードして迎えた45＋3分だった。ボーフムが自陣ハーフフェーライン付近でプレスを仕掛けると、相手のパスミスを誘う。このボールにいち早く反応した三好は、ピッチのほぼ中央から迷うことなく右足を振り抜いた。
左利きの三好にとっては、利き足とは逆足でのシュートとなったが、低弾道のボールはゴールへ一直線に向かうと、ペナルティーエリアを飛び出していた相手GKに到達したところで絶妙にカーブ。ゴールに吸い込まれる寸前で必死に戻ったGKの好セーブに遭い惜しくもゴールとはならなかったが、スタジアムは大歓声に包まれた。三好は天を仰いだが、チームメイトたちに笑顔で「惜しかったな！」と声を掛けられていた。
この三好のシュートに日本のサッカーファンは興奮。SNSには「もう完全にボーフムのエース」「三好そこから狙うんかよ。しかもGK避けるようにかけてるカーブもかなりエグい」「三好くんのシュート、カーブしてゴールに吸い込まれそうだった…」など絶賛の声が挙がった。
また、SNSでは現地ファンからも、「ミヨシは今季いかに重要な選手であるかを示した」「スーパーゴール寸前！」「青のベストプレイヤー、ミヨシ」「ミヨシは良い選手だ！」と賞賛の声が投稿されている。
試合はボーフムが58分と61分に立て続けに失点を許し、フライブルクに1-2で逆転負けを喫した。ただ、三好は45分の先制点の場面ではプレアシストを記録するなど、上々のデビュー戦となった。
（ABEMA／ブンデスリーガ）
