【ブンデスリーガ】ボルシアMG 1-3 シュトゥットガルト(日本時間9月14日/ボルシア=パルク)
「ノーファウルでしょ!」そんな怒りの声が聞こえてきそうだった。ボルシアMGのDF板倉滉が相手に厳しくプレスに行った場面で、主審の微妙な判定に対して激怒したリアクションが話題になっている。これにはファンも「判定、厳しくね?」と落胆の反応を残した。
ボルシアMGがホームにシュトゥットガルトを迎えた試合、1-1で迎えた39分のことだった。シュトゥットガルトのDFマクシミリアン・ミッテルシュテットから供給された縦パスが、最前線で待つFWエルメディン・デミロヴィッチの元へ渡ると、板倉は激しく寄せていき、長い右足を最大限に伸ばしてボールを突っついた。
一見すると良いディフェンスに見えたが、主審はファウルのジャッジ。これには板倉も「これがファウルかよ!」と思ったのか両手を掲げてアピールしたのち、頭を抱えて感情を露わにしていた。
このシーンに対して、ABEMA解説の安田理大氏は、「(このディフェンスに対して)ファウルを取られたらディフェンダーとしてはきつい。次から気持ちの部分で躊躇しちゃいますよね」と元日本代表DFとしての視点で率直な感想を述べた。
さらには視聴者も、コメント欄に「判定、厳しくね?」「えー?」「板倉ええのになぁ」「厳しいな」などの声が出るなど、板倉の粘り強い好守がファウル判定になったことに対して残念がっている様子だった。
ボルシアMGは最終的に1-3で敗戦。板倉は90分間フル出場して奮闘を続けたものの、チームに勝点3をもたらすことはできなかった。この試合ではシュトゥットガルトの日本人DFチェイス・アンリもフル出場し、先制点の起点になるなど攻守で存在感を放った。
(ABEMA/ブンデスリーガ)