【明治安田J1リーグ】ガンバ大阪0-1浦和レッズ(日本時間9月14日/パナソニック スタジアム 吹田)
かつてのドリブラーが、頼れるベテランの姿になって帰ってきた。10年ぶりに浦和レッズに復帰した原口元気が、試合終盤に鋭い出足でボールを回収し、相手をいなす軽やかなボールタッチを見せた。これにファンも「うめぇ」「効いてる」と絶賛の声が挙がっている。
4分2敗と直近6試合勝利がない浦和は、マチェイ スコルジャ監督新体制の初戦を勝利で飾るべく、パナソニックスタジアム吹田に乗り込んだ。
この試合、2014年6月以来のJリーグ復帰となった原口元気が76分から出場。場内の浦和サポーターからは大きな声援が送られた。
注目のシーンは、浦和が1点リードして迎えたアディショナルタイムの95分だった。浦和GK西川周作からのキックを、敵陣右サイドでFW前田直輝が見事なトラップでボールを収めると、原口がDF石原広教へと繋ぎ、石原は前線へ浮き球のパスを送り込む。
このボールは相手DFにクリアされるも、鋭い出足で原口が反応しセカンドボールを回収。さらに相手2人のプレスを丁寧なボールタッチで回避するベテランらしい落ち着いたプレーで、試合終盤の見事なクロージングを見せた。
このプレーにSNSでは「やっぱいいプレー!効いてる」「原口が試合の締め方教えたか!上手かった」「やっぱ局面での原口は上手いわ」「セカンド回収力やばいな」「ナイスクローザー過ぎる。普通にうめぇ」と帰還したベテランのプレーにファンから絶賛の声が投稿された。
試合は浦和がこのまま1点を守り切り、1-0でG大阪に勝利。スコルジャ監督復帰後の初陣で約2カ月半ぶりの勝ち点3を記録し、原口の3758日ぶりとなる復帰戦を見事勝利で飾った。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)