【リーグアン】ナント 1-2 スタッド・ランス(日本時間9月16日/スタッド・ドゥ・ラ・ボージョワール)
あまりに激しいラグビータックルに悶絶する事態となった。スタッド・ランスのFW伊東純也が縦にドリブル突破を試みると、相手DFに真っ正面から危険なタックルを受けてしまったのだ。同時に足も踏まれてしまったことでピッチに倒れ込むと、SNS上では相手選手に対して批判の声が溢れた。
伊東と中村敬斗が所属するスタッド・ランスは、開幕3試合で2勝1分という好成績を収めていたナントの本拠地スタッド・ドゥ・ラ・ボージョワールに乗り込んだ。1-1のスコアで前半を終え、後半がスタートした直後に伊東を悲劇が襲う。
伊東はドリブルを狙ったが、ナントの左SBジャン=ケヴィン・デュヴェルンヌに体当たりのタックルを食らって倒れる。スローでリプレイ映像を確認すると、デュヴェルンヌは伊東の完全にグニャリと足を踏んでいたことが発覚。伊東がかなり足を痛そうに悶絶する様子もカメラに映し出された。
この危険なプレーには、日本のサッカーファンも黙っていられなかった。SNSには「カード出ないのか…」「純也様に何しとん」「日本の宝やぞ!」「なんてことすんだ」「純也くんの足を思いっきり踏んでるじゃん!!」「純也さんに何するねん!」と怒りのコメントが相次いだ。
幸いにも伊東はすぐに立ち上がりプレーを続行したが、危険なタックルにイエローカードすら出なかったことでファンもモヤモヤとしていたのかもしれない。
デュヴェルンヌに激しく削られた伊東だが、90+1分に大仕事。見事なターンとワンツーで相手守備陣を切り裂き、中村の決勝ゴールをアシストしたのだ。今季初アシストだった。次節(日本時間9月22日の朝4時)には、強豪パリ・サンジェルマンと対戦。イナズマ純也の再びの活躍に期待したい。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)