【チャンピオンズリーグ】バイエルン 9-2 ディナモ・ザグレブ(日本時間9月18日/アリアンツ・アレーナ)
まるでFWのような完璧なゴールだった。ディナモ・ザグレブに所属するDF荻原拓也が、ロングスプリントからGKの股下を抜きチャンピオンズリーグ初ゴールを記録。これにはファンも「なんだその裏抜けは!」「ディフェンダーのゴールじゃねぇ」と大熱狂の反応を見せている。
2024-25シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)が日本時間の9月18日に開幕。クロアチアのディナモ・ザグレブがドイツの強豪バイエルンのホームに乗り込んでの一戦で、今年1月に浦和レッズからディナモ・ザグレブに1年間の期限付き移籍をした荻原が左サイドバックとして先発出場を果たした。
注目のシーンは1-3とディナモ・ザグレブがバイエルンを追いかける展開で迎えた50分だった。自陣左サイド深くでボールを保持した荻原は、相手のプレスを受けると味方と見事なワンツーを成功させて上手く前進する。
そこからボールを中央に位置するMFヨシップ・ミシッチにパスを預けた荻原は、一気にスピードを上げてスプリント。バイエルンの4人が並ぶDFライン裏に抜け出すと、ピンポイントスルーパスを呼び込み、最後はGKとの1対1で股下を射抜く見事なシュートをゴールへ流し込んだ。
このFWさながらの圧巻のゴールにファンは大熱狂。SNSには「なんだその裏抜けは!」「ディフェンスのゴールじゃねぇ」「うまくて感動した」「流石に荻原エグすぎ笑」「オギ!!!誇らしいぞ。もっともっと暴れてこい!」「やばい、鳥肌がたった」など祝福の声が多数投稿された。
CLデビュー戦で、さらに強豪バイエルンから衝撃のゴールを奪った24歳の荻原のゴールに、実況も「日本の荻原がやりました!」と思わず叫ぶ事態となった。
試合は、ディナモ・ザグレブがバイエルン相手に大量失点を喫して2-9で敗戦。チームとしては歴史的な大敗となってしまったが、荻原は欧州の大舞台で確かに爪痕を残した。
(ABEMA/WOWSPO/チャンピオンズリーグ)