【ラ・リーガ】マジョルカ 1-0 レアル・ソシエダ(日本時間9月18日/ソン・モイシュ)
「ジャガー」の相性には、ある意味で程遠いオシャレなプレーを披露した。マジョルカのFW浅野拓磨が、相手3人に囲まれるとノールックで後方の味方にヒールパス。これにはファンも「普通に上手い」「タケより浅野の方が輝くのやめてねw」と反応を見せた。
開幕から1勝2分2敗と波に乗り切れていないマジョルカは、1勝1分3敗と同様にスタートダッシュに失敗したソシエダとホームで対戦。ベンチスタートだった浅野は63分から途中出場し、その4分後の67分にはファンを唸らせた。
マジョルカのMFセルジ・ダルデルが左サイドから中央にドリブルで運びボックス手前に近づくと、右角付近に位置する浅野にボールを預ける。日本代表FWは相手3人と対峙して前方のコースを完全に塞がれると、静止した状態から後ろを一度も確認せずにヒールパス。そこから再びダルデルにボールが渡り、最後はFWヴェダト・ムリキが惜しいヘディングシュートを放った。
スピードを最大の武器とする浅野が見せた技術と冷静さには、日本のサッカーファンも注目。SNSで「普通に上手い」「浅野も上手くなっているよな」「タケより浅野の方が輝くのやめてw」と反応していた。
試合は、マジョルカが36分に決めたPKでの得点を最後まで守り切って1-0で勝利。ソシエダの久保は後半頭から出場したがなかなか見せ場を作れず、後半アディショナルタイムにはフォローを得られなかったことで大声で味方に叫ぶなど、ストレスを溜めるゲームとなってしまった。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)