【WWE】RAW(9月16日・日本時間17日/オレゴン・ポートランド)
復活を遂げた美女レスラーがいぶし銀のテクニックで武闘派女子を一蹴。久々のシングル戦での勝利に気を良くしたか、試合後の花道でファンに「ハグ&キス」。過剰すぎるファンサービスにファンが騒然となった。
WWE「RAW」で、ナタリアとゾーイ・スタークが対戦。先週、劇的復活を演じたプロレス名門ハート・ファミリー出身のナタリアが、この日はシングル戦で勝利。試合後にはノリノリで予想外のファンサービスまで飛び出し、ファンを楽しませた。
先週地元のカナダ・カルガリーのタッグ戦で電撃復帰を果たし、ハート・ファミリー直伝の「シャープシューター(サソリ固め)」で見事勝利を飾ったナタリア。WWE女子最古参のレジェンドはこの日も、勢いに乗っている格闘系女子ゾーイ相手に健在ぶりをみせた。
序盤こそフィジカル強者のゾーイに手こずったナタリアだが、投げっぱなしジャーマン、ローリングしてのクローズラインとバリエーション豊かな攻撃で試合の流れをつかむ。ゾーイも警戒心が強くナタリアの十八番「シャープシューター」封じに成功するが、ベテランいぶし銀の丸め込みの罠にハマってカウントスリーを献上。敗れたゾーイは痛恨のピンフォール負けに怒り心頭の様子だった。
一方、勝ったナタリアは有頂天でノリノリ。退場の際には花道の最前列でサングラスをした奇抜なファッションの少年ファンにハグとキスのプレゼント、手を出した観客にハイタッチやメッセージボードにサインと、試合後には珍しいファンサービスを連発。
ファンも「少年うらやましい」「ファンサが入念」「姉さん流石でした」と羨む声が相次いだ。ゾーイ、ソーニャ・デビル、シェイナ・ベイズラーの武闘派女子が結成したユニット”PFC”に手を焼いていたWWEの女子選手たちだが、ここに来て大ベテラン・ナタリアが2戦連続でテクニックで攻略。「PFCキラー」として名乗りを挙げた。(ABEMA/WWE『RAW』)