【WWE】RAW(9月16日・日本時間17日/オレゴン・ポートランド)
団体屈指の“怪力”との呼び声高い女子レスラーの規格外のパワーに会場は騒然。場外で垂直落下の「スープレックス」の体勢を維持しながら、ヤバすぎる衝撃のパフォーマンスに解説陣が「えっ、うそ…」と唖然とするひと幕があった。
WWE「RAW」でイヨ・スカイとビアンカ・べレアが対戦。ビッグマッチで数々の名勝負を繰り広げたイヨとビアンカ久々のシングル戦は、タッグ戦線やユニット間抗争などを超越したハイレベルの試合となったが、この日ファンを最も驚かせたのは“怪力”が持ち味のビアンカの目を疑うようなパワーだった。
パワーと敏捷性両方を持ち合わせるWWE女子でも突出した実力を持つビアンカと、テクニックと創造力のイヨという構図。互いに譲らない目まぐるしい攻防に観客からは最大の賛辞「This is awesome!(ヤバすぎる)」の大合唱。ビアンカのセコンドのジェイド・カーギルも時折拍手を送り、イヨ陣営のカイリ・セインが一喜一憂するシーンのなか問題のシーンが起きた。
まず場外へのイヨの「スーサイドダイブ」が完璧な角度で決まる。斜めからボディに突き刺さる一撃に悶絶するビアンカに、イヨが追撃のスープレックスを狙うが、筋力モンスターのビアンカがステップスの上で逆にイヨを垂直落下の型でリフトしながら階段のスタスタと登る。
女子レスラーでは考えられないビアンカの怪力ぶりに、解説の週刊プロレス・井上光記者も「え、うそっ。。。どんだけ体幹強いんですか」と絶句。ファンも「凄い」「上がる?」「パワーすげーわ」「階段を登ってる」と騒然となる。
本来であればここで危険な落とし技も想定されるが、ビアンカはそのままリング内へイヨを放り投げて試合続行を選択。圧倒的すぎるパフォーマンスに観客も大興奮だった。
直後にイヨが「ムーンサルト」を狙うと、背後から忍び寄り「KOD」と完全に勝ちパターンに持ち込んだビアンカ。しかしこの日はイヨの執念が勝り、逆転の「スモールパッケージ」で不覚のカウントスリーを喫した。このところジェイド・カーギルとの筋肉女子タッグで話題沸騰の彼女だが、ファンからは「ビアンカはやっぱりシングルがいい!」とシングル戦線への復帰を望む声も聞かれた。(ABEMA/WWE『RAW』)
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