自民党総裁選を目前に控え、キングメーカーの1人、麻生太郎元総理が水面下で動き始めていることが、政治ジャーナリスト・青山和弘氏の取材で明らかになった。
今回の総裁選では、石破茂元幹事長、高市早苗経済安保大臣、小泉進次郎元環境大臣による“三つ巴”の展開が予想される。候補者9人が激戦を繰り広げるなか、水面下では“勝ち馬探し”などが進められているという。
青山氏が調査した最新の得票数(9月22日時点)は、石破氏「議員票35、党員100、計135」、高市氏「議員票45、党員90、計135」、小泉氏「議員票65、党員65、計130」となっている。
麻生派からは河野太郎デジタル大臣が出ているが、青山氏の取材によると麻生氏はすでに「高市氏の影で動き始めている」という。
こうした現状から「決戦の戦いによって構図は変わる」というが、「議員票を一番集めている小泉氏は、決戦に残ると有利だが、石破・高市になる可能性が結構ある」と推測した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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