アメリカ南部に上陸した大型ハリケーン「ヘリーン」の影響で、これまでにノースカロライナ州など南部を中心に、少なくとも121人が死亡しました。
ハリケーン「へリーン」は5段階のうち2番目に強いカテゴリー4の勢力で、9月26日に南部のフロリダ州に上陸しました。
CNNなどによりますと、ジョージア州やノースカロライナ州など南東部6つの州で、洪水や土砂崩れなどの被害を引き起こし、少なくとも121人が死亡したということです。また、アメリカ全土で約600人の行方がわかっていません。
「へリーン」は9月27日に熱帯低気圧に変わりましたが、国立ハリケーンセンターは最大風速は60メートルを超えたとしています。
バイデン大統領は被災した州の知事に電話で報告を受け、連邦政府として必要な限り支援を続ける考えを示しました。また、9月2日に被害の大きかったノースカロライナ州を訪問するとしています。(ANNニュース)