【チャンピオンズリーグ】リヴァプール 2-0 ボローニャ(日本時間10月3日/アンフィールド)
“エジプトの王”リヴァプールFWモハメド・サラーが圧巻のゴラッソを決めた。チャンピオンズリーグ(CL)でボローニャを相手にチームの2点目を奪取。時が止まったかのような華麗な左足シュートにはファンの興奮も止まらない様子だった。
2日に行われたCLリーグフェーズ第2節でリヴァプールはボローニャと対戦。キーモーメントとなったサラーのゴールは75分に生まれた。
ドミニク・ソボスライからのパスを右サイドで受けたサラーは、細かいタッチでボックス右に侵入。対峙する相手ディフェンスに対してタメを作りながら駆け引きしていた。
すると、背後からDFトレント・アレクサンダー=アーノルドがオーバラップで縦へ抜けようと走り出すと、ボローニャの複数選手の注意がイングランド代表DFへ釣り出される。その瞬間をサラーは見逃さなかった。瞬時の緩急でより内側へボールを出すと、完全フリーとなりシュートチャンスが発生する。
その瞬間は時間が止まっているようだった。フリースペースを自分のものにしたサラーは左足を一閃。状況的にここしかないと言っても過言ではないゴール左上の空いたコースへ見事に突き刺してネットを揺らして見せた。
サラーの凄みが詰まった一発にはファンもSNS上で「一瞬の輝きが眩しすぎる」「久々にこの(得意なコースへの)シュート見た」「これぞサラー」「何回も見たい」と興奮が収まらない様子だった。
リヴァプールはボローニャに2ゴールを決めて快勝し、CL開幕2連勝を飾っている。そして、サラーはアンフィールドでCL5試合連続ゴールを記録した初のリヴァプールの選手となった。
(ABEMA/WOWSPO/チャンピオンズリーグ)