1985年に発売された日本語用のワープロソフト「一太郎」。一時代を築くほど人気を博したが、10年後に発売されたOS「Windows 95」のヒットをきっかけに、ライバルとなる「Word」を利用する人が増えた。最近では「Googleドキュメント」を用いて、クラウド上で同時に複数の人が編集できるサービスなども充実している。それでも一太郎は、今でも例えば霞が関で、法案文書の作成をする際にWord以上の機能を発揮するなど、重宝されているという。