ハマスとイスラエルの衝突が始まって1年、1万9000人の子どもが親を失い孤児となったと推定されています。ユニセフの担当者は保護施設の整備が課題だと訴えました。
「私には誰も残されていない。双子の妹は人生の相棒で、何でも一緒にやった」(ガザでの戦闘で孤児になった12歳のジャナさん)
 12歳のジャナさんは、イスラエル軍の攻撃で家族や親戚、あわせて60人を失いました。いまはガザ地区中部にあるデイルアルバラのテントで、独りで暮らしています。ガザ地区にはこの1年で、両親が死亡し身寄りがない孤児が1万9000人いると推定されています。