幼いころに抱いた恐竜への熱い思いを持ち続け、大発見へと近づこうとしている人がいる。岡山理科大学の講師・千葉謙太郎氏は日本を代表する恐竜学者の一人だ。日夜研究に明け暮れ、先月も兵庫で見つかった化石が新種であると解明し、国内外から注目された。また数年前には世界で初めて「恐竜のがん」を発見。その千葉氏が今ターゲットにしているのが、恐竜の化石から有機物を抽出するという試み。7000万年以上前の骨の化石を溶かしてみると、何やらプルプルとしたものが抽出され、これが恐竜の有機物かと調査を進めている。『ABEMA Prime』では千葉氏に、最先端の恐竜研究について、様々な角度から話を聞いた。