【ブンデスリーガ】ブレーメン0－1フライブルク（日本時間10月5日／ヴェーザーシュタディオン）
フライブルクの堂安律が、敵を欺くプレーで決定機を演出した。日本代表MFはボックス内で2人を引きつけると、自らの大外を駆け上がった味方に意表を突くヒールパス。このキレキレのプレーにはファンも「マジでうまい」と、改めて感心している様子だ。
キックオフ直後からチームの中心となってブレーメン守備陣を崩す役割を担っていた堂安が味方選手とのテクニカルな連係で決定機を演出した。
右サイドで味方からのパスを受けた日本代表MFは、ボックス内へとドリブルを開始。これに対してダブルチームで対応してきたブレーメン守備陣を1本のパスで欺いてみせた。
2人の相手選手に対して、ボールをキープしながらシュートチャンスを狙っているように見せた堂安は、首を振って一瞬の間に右SBのルーカス・キュブラーのポジショニングを確認すると、その延長線上にヒールパスを供給。これに応えたフリーのキュブラーがダイレクトでクロスを上げて、あと少しで1点という絶好機を演出した。
2人の相手選手を引きつけてから巧みなパスで欺いた日本代表MFのプレーに対して、ファンは「堂安マジでうまい」「惜しいぃぃ」「堂安縦横無尽に動いてるな」「堂安怖すぎる」とコメント。周りが見えているからこそ出来るプレーに感心している様子だった。
数的不利な状況であっても身体の強さやテクニックで簡単にボールを失わないのが堂安の魅力だろう。共にフライブルク在籍歴が長いキュブラーとのコンビは円熟味を帯びており、今後も右サイドでの連係から多くのチャンスが生れそうだ。
なお、試合は75分に堂安が決勝ゴールを決めてフライブルクが1-0で勝利を収めている。（ABEMA／ブンデスリーガ）
