発熱や乾いた咳が続くなどの症状が出るマイコプラズマ肺炎の患者数が6週連続で増加し、2週連続で過去最多を更新しました。
 国立感染症研究所によりますと、10月6日までの1週間に全国約500カ所の医療機関から報告されたマイコプラズマ肺炎の患者数は、6週連続で増加し、1医療機関当たり「1.94人」でした。1999年に統計を開始してから最も多く、2週連続で過去最多を更新しました。
 マイコプラズマ肺炎は発熱や倦怠感、長引く咳などが主な症状で、重症化するケースもあります。厚労省は今後もさらに感染が拡大する可能性があるとして、手洗いなどの基本的な感染対策や、飛沫感染などで広がることから、咳の症状がある場合にはマスクの着用を呼びかけています。(ANNニュース)