【映像】体を狙った?悪質スライに激昂した瞬間
【映像】体を狙った?悪質スライに激昂した瞬間

【UEFA ネーションズリーグ】ドイツ代表 1-0 オランダ代表(日本時間10月15日/アリアンツ・アレーナ)

【映像】体を狙った?悪質スライに激昂した瞬間

 ドイツ代表DFが仕掛けた悪質な1つのプレーで両チームが入り乱れる大荒れの展開となった。体ごと刈り取る悪質スライディングにファンたちも「結構えぐいスライディングだな」と騒然としている。

 UEFAネーションズリーググループC第4節でドイツ代表とオランダ代表が対戦した。試合は、64分に初選出、初スタメンのジェイミー・ルウェリングが初ゴールを叩き込んでドイツ代表が先制。そのまま試合終盤を迎えた。

 すると後半アディショナルタイムに事件が起こる。こぼれ球を掻っ攫ったヨレル・ハトが抜け出そうとした次の瞬間、ヴァルデマール・アントンが遅れながらもスライディングタックルを見舞った。

 ボールではなく体を狙った悪質なスライディングに対して、オランダ代表の選手たちはすぐさまアントンを取り囲んで猛抗議。チャビ・シモンズはアントンの背中側のユニフォームを掴んで突き飛ばすなど、大荒れの展開となった。そこへアントニオ・リュディガーが駆けつけ、アントンを引き離す。しかし怒りが収まらないオランダ代表の選手たちは、激しい剣幕でアントンに詰め寄った。

 解説を務めた川勝良一氏は「(スライディングが)空振りならそんなに怒らないと思う。空振りじゃなくて遅れて足に行っているように見えるから囲まれているんでしょうね」とこの状況を説明。さらにリプレイを確認し「空振りではないですよね。足のほうに行っている」と解説した。

 実況の下田恒幸氏が「意図的なものもある?」と話をふると「多少はね。あとは交わされた時の保険で、自分の足と相手の足をぶつけておけば倒せる」と意図的なプレーであるとの見解を口にした。SNSではファンたちも「結構えぐいスライディングだな」「かなり危ないプレーから大荒れに」など騒然としていた。

 なおこのプレーで、アントン、ニコ・シュロッターベック、チャビ・シモンズの3人にイエローが出された。後味の悪さが残った一戦は、ドイツ代表が1-0で逃げ切りに成功している。
ABEMA de DAZN/UEFA ネーションズリーグ)

配信コンテンツ | DAZN Japan
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