【UEFAネーションズリーグ】スコットランド代表 0-0 ポルトガル代表(日本時間10月16日/ハムデン・パーク)
クリスティアーノ・ロナウドが稀に見るミスの当事者となり、唖然としていた。FKで珍事からボールロストする思わぬアクシデントに立ち尽くしたが、最後は笑顔のグッドサインで「大人の対応」をファンに届けた。
UEFAネーションズリーグ4節でスコットランド代表と対戦したポルトガル代表。珍事は27分に起こる。敵陣中央左寄りでFK獲得すると、キックスポットには右利きのC・ロナウドと左利きのDFヌーノ・メンデスが立ち、しばらく話し合って流れを確認する。
そして、審判が笛を鳴らした瞬間だった。C・ロナウドが振りかぶったと思えばメンデスがボールをタッチ。C・ロナウドが空振りする、思わぬミスコミュニケーションが発生したのだ。ボールは手前に転がってスコットランドに拾われて、カウンターを許すきっかけとなってしまった。
C・ロナウドとメンデスがどんなFKを想定していたかは不明。現地実況が「おぉ…(笑)なんて恥ずかしい」と頭を抱えるようなミスとなり、直後にC・ロナウドはあまりの衝撃に唖然と立ち尽くしていた。
ただ、その後にメンデスに対して笑顔でサムズアップするシーンが映像に映し出され、ネット上のファンも「我らがロナウドはすっかり大人になったな。彼がメンデスとのフリーキックの失敗の可笑しさをわかってくれてよかった」とほっこりしていた。
試合は0-0のまま終了。連勝が3でストップしたポルトガル代表だが、グループA1で首位の座を守っている。
(ABEMA de DAZN/UEFA ネーションズリーグ)