高齢の男性からキャッシュカード20枚以上をだまし取ったなどとして、特殊詐欺の現金回収グループとみられる男ら3人が逮捕されました。
 飲食店経営者の狐崎宇史容疑者(40)ら3人は2024年7月、仲間と共謀し、さいたま市の70代男性に嘘の電話をかけキャッシュカード21枚をだまし取って、現金810万円を引き出し盗んだ疑いがもたれています。
 警視庁によりますと、3人は現金回収グループとみられ、出し子役が引き出した現金をコンビニ店のトイレのタンク部分を使って回収していました。3人のうち、リーダー格の狐崎容疑者が経営する店からは、犯罪収益金とみられる現金1300万円が見つかっています。